現在のコロナ渦の中で賃貸などのオフィスを経営する事は大変難しくなっています。
3密と呼ばれる密閉、密集、密接を避ける必要が出てきます。
特にテレワークと呼ばれる自宅で授業や勤務を行う事が普及してきたことで、事務所の必要性や規模も縮小傾向になってきています。
そのような場合には、差別化を図った部屋が必要になります。今まででは、店舗ではなく事務ベースの勤務であれば、窓の有無に関しては重要視してきませんでしたが換気が重要になりますので換気扇の増設や窓の開閉の可否も重要になります。
コンセントの位置に関しても今までとは異なってきます。
アイランド型の向かい合って座ることが主流でしたが、今後は密接や飛沫対策として壁や窓側に向いて勤務するスタイルが普及していくと思われますので、コンセントも壁際に必要となってきます。
また、パーティションの設置も重要視されます。咳やクシャミなどの飛沫を遮るために透明なアクリル板の設置が流行しています。従来型のパーティションは集中して作業を行う為に視線を遮る為に利用していましたが、作業者のコミュニケーションをとりながら飛沫を避ける為に今後は透明なアクリル板の普及が必須になってきています。